ASEANの10か国をご存知ですか? | CEO Blog | 株式会社インターパーク Interpark., Co. Ltd.

CEO Blog代表 舩越裕勝のブログ

ASEANの10か国をご存知ですか?2015-03-25 Filed under: 日記

最近、何かと東南アジアの情報をいろいろ聞くようになりました。自分がアンテナ張ってるからというのもありますが、ASEANの動きが話題です。ASEANの正式名称 東南アジア諸国連合で、1967年のバンコク宣言によってASEANは誕生します。

現加盟国は、ASEANの事務局のあるインドネシア。そして、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアの5か国と、そしてこれから成長が期待される新興国であるカンボジア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスの全10ヶ国です。

過去10年間の高い成長力が世界から期待される10か国で約6億人の人口がある経済圏です。

私たちの日本が所属する予定の経済圏協定、環太平洋経済連携協定(TPP)と、その隣の経済圏として連携する東南アジア諸国は、ASEAN経済共同体(AEC)として、2015年秋、そう今年秋に発足が予定されています。

これは、EC=ヨーロッパ共同体(欧州共同体)のように、経済の共同体となることを目的としており、今回ECのように、通貨まで一緒にする予定はないとのことですが、AECでは人・モノの移動の自由化、物品やサービス、そして投資分野の自由化。(すでに関税の引き下げなどが進んでる。)そして、先進国、新興国の地域格差の是正協力体制。そして、何よりAECがひとつの経済圏とすることで、グローバル経済圏とのFTA等の優位な交渉などが期待されています。

このAECが、一つの共同体として機能すると、インドと中国の橋渡しはもちろんのこと、我々日本やオーストラリアやアメリカの所属する環太平洋経済連携協定(TPP)の組織となることで隣の経済圏ということになります。

戦争のない平和な世界を目指し、さらに宗教や資本主義や社会主義という思想にとらわれることなく、地域格差の是正など世界の動きは経済共同体を構成することで、地球全体で地域ごとで協力して経済圏を確保することで、経済競争力を高め、強みとし地域の活性化を進めることを必要としているように思います。

私達日本もTPPに参加することで一つの経済圏への参加をしていくわけですが、今後は日本だけの立場ではなく経済圏としての立場、さらに他の経済圏との関わり方についても私たちは考えていく必要性があるのだと思います。

今はまだ、小さな国でありながら経済成長から、国民一人当たりの資産の多いと言われている日本はどうなっていくのか。そして、少子高齢化も急激に進む日本は、ひとつの国の中だけを考えていくのではなく、私たちは今後経済圏全体のこと。そしてほかの経済圏とのつながりについてももうすでに考えていかなくてはならない段階に来ていると思います。

それは、日本の将来を考えるにあたり、世界との関係をどのように築いていくか。今までのように、東南アジアを投資国として考えるのではく、仕事やサービスとして提供していける対当に付き合っていく消費と需要のある場所として、関係を気づいていく必要があると感じます。

さらに、2020年の東京オリンピックまでさらに国際化が進むことと思います。当然ながら、日本国内にもたくさんの外国人がくることになるでしょう。

国際貿易にはざまざまな、課題やさまざまな壁があるかもしれませんが、少しでも海外との接点やビジネスのあり方を考え、日本の中小企業の生き残りをかけたチャンスを探ること。そして、今後世界経済にどのような流があるのか。

今世界の経済成長と日本の企業のあり方を考えることがとても必要な時期であると感じています。私たちも、隣国の情勢から中小企業がこの社会情勢の編成が変わるタイミングで、どのようなビジネスチャンスがあるのかをしっかり考えていきたいと思います。

カテゴリー

アーカイブ